細胞性粘菌とは単細胞アメーバの一種です。2分割して増殖しますが、餌が枯渇すると千個から十万個の粘菌アメーバが凝集し、移動体というナメクジ状の擬似多細胞動物になるという特徴があります。この移動体は、動物のように一体として運動します。しかし背に光を浴びると、移動運動を停止し、上へ上へと伸び、子実体と呼ばれる植物状態に変わるという著しい特徴があります。この子実体の先端部分は、最終的に胞子にまで分化し飛び散ります。飛び散った胞子は、適当な水分があると発芽し、再びアメーバに戻ります。粘菌アメーバの最適気温は24℃、粘菌アメーバの凝集から胞子形成までを24時間で完結する、という大変都合のよい特徴を兼ね備えた生物です。